”感動の味”って色々な味があると僕は思います。

でもどの味にも絶対共通してるしてることがある。それは、その感動を得る前にどれだけ大変な思いをし、どれだけ真剣に取り組んだか だ。

たくみ日本語学校では去年の12月頃から(なぜか日にちが思い出せない…)毎週金曜日に音楽の授業として日本の歌の練習をしています。初めてその取り組みとして最初に選んだ曲は”涙そうそう”

実はカンボジア語(クメール語)ver.の涙そうそうもあるんですよ!(メロはそのまま!!)

約2か月間 練習をして先日開催された”アンコール祇園祭”のステージでみんなで歌いました。

僕はあの時のステージ上で一生懸命歌ってる生徒たちの姿が今でも忘れられません。歌の練習を始めた時、まずはリズムの取り方からの練習でした。カンボジアには音楽の授業がないのでそもそもリズムをきちんと掴むという授業がないんです。

日本は当たり前のように音楽の授業があり、幼いころからの教育の中でリズム感を養う授業があります。

けどそれがないカンボジア人にとっては1.2.3.4のリズムを掴むことも難しいのです。一拍おいて歌い出すってゆうのはなにがなんだか状態でした。

そんな状態から始まったので、ステージの上でお客さんに向かって一生懸命練習の成果を出そうと歌ってる姿には感無量でした。本来ギターを弾いてる予定でしたが、感動し過ぎてコードを忘れギターを置いて一緒に歌ってました…(笑)

僕も生徒も大変な思いをし、真剣に練習をしてきたからこそ、得られた声援そして感動。

結局は教育ってその繰り返しなのかもしれませんね。