たくみ日本語学校で講師をしている源です。
本校も1周年を迎え新たに学校のシステムも大きく変わり、さらにHPも開設されました!
さてさて、そんな中僕もカンボジアに来て早3か月が経とうとしています。同時に講師としても約3ヶ月。
最初の1ヶ月は言葉の壁だったり、やり方にすごく悩み試行錯誤の毎日でした。(もちろん今もより良い授業をするために試行錯誤してますよ!)
どうやったら楽しく日本語を学んでもらえるのか。と…悩みながら探り探りやっていた僕は無意識に生徒と教師。という堅苦しい距離感を作ってしまっていました。
楽しんでもらわないといけないのに距離感を作ってしまう、そんな矛盾と葛藤しながら中々その長く暗いトンネルの中から抜け出せないでいた僕に
1人の生徒が僕にこう言ってきました。
「げんせんせい 私たちは 漢字を勉強した」「げんせんせいの 日本語 きれい だけど言ってること わかっていない だから 意味も 知りたい」
僕はなんて申し訳ないことをしていたんだろう。独りよがりな授業。自分が一番なりたくない教師になってしまっていました。
一番大切なコミュニケーションを忘れていました。
けどその1人の生徒のおかげで気付かされ、僕はまずはコミュニケーションをもっと取ろう!と当たり前なことですが、そこから始めようと思い、慣れないクメール語を生徒に教えてもらいながら使ったり面白いことしたりするようにしました。
すると自然と生徒の笑顔を見る機会が増えていきました。授業の雰囲気もよくなってきて、生徒の方から質問してきたりとだんだんコミュニケーションが取れてきました!!
教師でありながら生徒に教えてもらうことがたくさんあって日々 僕も勉強です。
まだまだ日本語講師としては未熟ものですが生徒と共に成長していければなと思います。
どうかこれからもたくみ日本語学校、生徒。そして僕のこと応援よろしくお願いします!